屋外の水回りに関する用語

水道メーターは使用水量を計測しており、この数字を元に水道料金の請求が掛かります。

止水栓は水を止められるようにできている水栓です。水漏れなどの緊急時に止水栓を締めることで一旦給水を止めることができます。

塩ビ管は塩化ビニール管の略称で、水道管としてよく使われます
。塩ビ管は【安価・加工が容易・錆びない】などが特徴です。

銅管は金属製の水道管になります。ステンレス管より劣りますが耐食性に優れています。デメリットとして高価になります。

ステンレス管は名前のとおり、ステンレスでできた水道管です。耐用年数が高く、塩ビ管に比べ倍近い耐用年数と言われています。デメリットとして高価で加工が難しい水道管です。

継手は給水管を分岐したり繋いだりするときに使用します。形により名所が違います。【ソケット：真っ直ぐ繋ぐ】【エルボ：直角に繋ぐ】【チーズ：分岐する】

受水槽は集合住宅などに設置される給水設備で、使用水量の約50％程度を貯水できます。一斉に水道が使用された時の水圧の低下を防ぎます。

高架水槽は集合住宅の屋上に設置される貯水タンクです。重力の力で各部屋へ給水します。

汚水マスは排水管の中間地点に設置し、点検・整備ができるようになっています。一定の距離ごとに設置が義務付けられています。

公共マスは敷地内の排水管と下水道を繋ぐマスになります。最終マスと呼ばれることもあります。

浄化槽は下水道など公共下水が整備されていない地域などで使用される設備です。汚水を浄化槽内で、微生物の力などを利用し浄化させてから排水します。

グリストラップは店舗などで使用される阻集器です。飲食店では油分が大量に出る為、排水を妨げないように油分と水分を分離してから処理します。定期的な清掃が必要です。

勾配とは単純に傾きのことです。排水管では重力の力で汚水が流れていくため、勾配が非常に重要になります。地震などで逆勾配になると排水詰まりの原因にもなります。

雨樋は雨水を流すための排水管の一種です。屋根に流れた水を受け雨水マスへ水を逃がします。屋根の端などに設置している為、鳥などの動物が異物を置き詰まることがあります。

立水栓は屋外などに設置される、高さを持たせた水栓で様々な用途に使えます。おしゃれな商品も多数販売されています。